Voice of brothers 21 人間にまつわる汚らわしいと思わしき事々について(前編)

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★生にまつわる疑問

「人間が神性の存在であるなら、どうして排泄のような汚い機能があるのかな?それに個人差はあるけど、性欲や食欲や金銭欲や権勢欲などの旺盛な状態が“人間の醜さ”を感じさせるのは、“それらがあってはならないものだから”なんではないかしら?」

きみは若い頃の一時期に、そんな疑問を抱いてたことがあったね。

今でこそ何かを疑問に想ったときには、それに対する回答がインターネットですぐに調べられたり、この世的に調べられないことでも、考える間もなく間髪入れず直観として閃くようになったけど、当時のきみは、ぼくたちの側から観ていてもかなり長い間、真剣に思い悩んでるのが観てとれた。

今日の話は、そんなあの頃のきみのように、生きるうえでの様々な悩みの糸にからまって、心の眉間にシワを寄せがちなひとたちへ向けた話だよ。

今から以降のぼくの言葉は、50年後のきみが宇宙人類の一員として、想いのまゆにくるまったサナギ状態の過去のきみへ向けて語りかけるつもりで、できれば声に出して読んでみてほしい。

そうすることで心の霧がより晴れて、さらに深い境地の自分に意識進化することができるからね。

★未来の私から過去の私へ

① 始めに

始めに伝えておきたいことは、未来の〇〇(読んでいる人の名前)は、生にまつわるすべての疑問に対する回答をすでに手にしていて、寿命が劇的に延びた世界で100歳を超えてもなお若々しく、いのちを生き生きと活かして、輝かしく毎日を生きている、という事実だよ。

そのことをわかってもらったうえで、先の疑問に対する回答を解き明かしていこうね。

② 人の本質について

まずは人間が神性の存在であること。

これはゆるがすことのできない事実で、未来の地球でもようやく近隣の星々に肩を並べた神性人類が多数よみがえったことによって、ユニバーサルスタンダードになっている認識だよ。

だから、今〇〇が想っている根本的な認識の部分、《人の本質は神性なんだな》ってのは、正しいといえる。

そうした真理をわかったうえで、肉体に排泄機能が付いていることや各種の欲に流されがちなことにフォーカスして、自分たちをけがれた存在のように思ってしまっているその悩みの糸勘違いを、これから一緒に解きほぐしてゆこう。

③ 肉体と意識こころの関係性

まずは、「人間の肉体と意識こころは、自動車と運転手のような関係なんだな」って捉えてみて。

それでそう想う際に、少し自分の体から距離をおいた場所から……、そうだねえ、頭上斜め上3メートルくらいの位置で想い悩んでる自分を観ているんだって、イメージしてみて。

準備はいいかい?

いのちの世界から観れば、《人間に内在する神性の実体》= 運転手は意識こころそのもので、肉体という物質の身体からだそのものではなかったんだ。

肉体はまさに意識こころがみずからつくった乗り物でね。

それをより深く知るために、まずは人が肉体として産まれてくる経緯についておさらいしよう。

281007

④ 肉体界への誕生の経緯

始めに知っておかなきゃいけないことは、あの世の各階層に住んでる霊人が肉体界へ誕生するためには、地上への転生に際して、天空から許可を得る必要があるということだよ。

天空っていうのは、《いのちの大元のエネルギー》で、その意志を代行して遂行するのは各自の守護神さんだから、地上に転生するためには守護神さんの許可が必要だということなんだ。

守護神さんから肉体界への転生が認められると、転生を希望する霊人は霊界の誕生待合所に移動をして、そこで自分の守護霊さんや守護神さん方と相談をしながら、地上の様々な男女の組み合わせを次元の異なる上空から眺めて、過去世の縁などを元にして、自分が産まれるために一番よい組み合わせの肉体男女を探すんだ。

それで、自分が地上で天命を果たすにあたって最適な両親を決めたその瞬間、同じタイミングで地上にて巡り逢った精子と卵子の結合体、胚芽はいがのなかに入り込む。

そのときには幽体という宇宙服のアンダーウェアみたいな体(魂の下着)を着込んで、守護神さんによって意識が眠らされ、それまでの記憶も潜在意識の奥に厳重にしまい込まれた状態で、魂として胚芽のなかに入り込むんだ。

それはどんな感じかというと、宇宙服を厳重に着込んで宇宙空間に出た瞬間のようなもので、想いと動きが一致しない、きわめて緩慢で不自由な状態だよ。

そして、それはとても大きな苦痛を伴う瞬間でもある。

なぜなら、意識に観じる波動があまりにも荒々しくて、生命要素の汚濁した世界、そうだなあ……、ものすごいスモッグのなかに突然置かれたような状態になるから、と言えばわかりやすいかな。

だからほとんどの霊人は、意識を眠らされたままで肉体胚芽に乗り込むんだけど、稀に意識をもったまま、それまでの記憶も失わずに胚芽のなかに乗り込む強靱な意志力をもった霊人もいる。

けれどそんな人は、よほどの使命……、例えば一族郎党のカルマを一身に背負って、きわめて短期間の生をもってそのカルマを消さしめるとか、多くの人類の道しるべになるような使命をもった高級神霊のような場合で、そういう誕生を体験する魂はめったにないんだけどね。

それで話を戻すと、精子と卵子が結合した瞬間に、肉体の種である胚芽のなかに魂が宿ることになるんだけど、その原材料は、父母の精子と卵子はもちろん、肉体界を構成する各種元素を胚芽に引き付けて、そこに生命エネルギーがまさしく肉付けをしていって、五体ある肉体を形成してゆくんだよ。

その働きの原動力が母親の生体エネルギーや食べた食物であることはもちろんのことだけど、自分自身の生命エネルギーが主体となって緻密な人体が形成されてゆく。

母親は、肉体という魂の乗り物を製造する工場を貸し出しているだけで、人は肉体の父母がつくるものではないんだ。

いのちの働きの面から観れば、どんな人も自分が転生を強く希望して、自分が地上の親を選び、《いのちの光》としての自分がみずからの肉体をつくって産まれてきたんだよ。

だから親に対して、「なんで自分なんか産んでくれやがったんだ。あんたたちが勝手に楽しんだ結果として、産まれたくもないのに産まれてきちまったじゃないか」なんて減らず口をきく少年少女をたまに見かけるけど、そんなのはとんでもない思い違いなんだよ。

《明日へつづく》